交通事故FAQ

慰謝料の増額(ひき逃げ加害者)

Q 私は、深夜に歩道を歩いていたところ、自動車に追突され、加害者は私の救護をすることなく、そのままひき逃げをしました。足を負傷して事故現場から動けずに、救急車が到着するまで大変な苦痛と不安な気持ちを抱きました。その後、加害者が逮捕されましたが、私は、このように不誠実な加害者に強い憤りを覚えています。

このような加害者には高額な慰謝料の支払いを求めたいのですが可能でしょうか。

A 交通事故によって被った損害に対する「慰謝料」(傷害慰謝料後遺障害慰謝料)については、多数の裁判例の集積によって、目安となる金額の基準が設けられています。

交通事故を原因とする慰謝料については、上記の目安によって大枠が決まりますが、個別の事情によって増額されることがあります。本件のような 事故態様が悪質なケースでは、慰謝料が増額されることがあります(慰謝料増額事由)。

<加害者側の事情>
飲酒運転
無免許運転
ひき逃げ

<被害者側の事情>
退職、廃業、入学、留年、昇進、流産、中絶、離婚

交通事故の慰謝料については、保険会社との交渉、裁判において激しく争われるところであり、通常の基準を上回る請求を行うためには、交通事故の専門家である弁護士に相談しながら進めることをお勧めします。