交通事故FAQ

警察への事故届出(人損を物損届け出2)

 私は、交通事故に遭い右手に軽いケガを負いましたが、加害者がこれ以上の減点をされると免許停止になると、現場で強くお願いされ、警察へは物損事故として届けてしまいました。今後の手続において不利になることはありますか。

 

 交通事故で人身損害(人損)が発生しているにもかかわらず、加害者からお願いされ、警察へ物損として届けてしまうケースは少なからずあるようです。

 しかし、ケガをしたにもかかわらず、警察に物損事故として届け出た場合、以下のような様々な問題が生じる可能性がありますので、ケガをした場合には、きちんと届け出ることをお勧めします。

加害者の保険会社から「今回の事故ではケガがない」と主張されて治療費等の支払を拒絶されてしまうなど、重大な不利益が発生する可能性があることに注意が必要です。

ケガを負ったのに、物損として届出を行っている場合、実際にはケガをしていたとの主張することが非常に困難になることがあります。

 

な,お怪我を負われた場合、速やかに人身事故に切り替えることをおすすめします。

 

<物損事故から人身事故へ切り替え>

交通事故の直後に受診した病院で、事故日と初診日などが記載された「診断書」を取得する

      ↓

事故の処理を行った警察署の交通課に、物損事故から人身事故への切り替えを希望する旨を連絡して、診断書や運転免許証など、切り替えに必要な書類を確認する。

※できる限り速やかに連絡を行うことが重要です。

      ↓

警察による実況見分や書類の確認等の調査。

この調査を経て、今回の交通事故が人身事故であることが確認されれば、人身事故に切り替えてもらうことができます。