交通事故FAQ

付添看護費(入院)

  学校から自転車で帰宅途中に、自動車との交通事故に巻き込まれて、入院を余儀なくされている小学生の息子のために、妻が会社を休んで付き添っています。この妻の付添に関して何か請求することはできませんか。

 被害者であるお子様が12歳以下であれば、親の付添が通常必要となります。よって、「付添看護費」として、損害賠償請求が可能です。

入院に関する付添看護費の金額については、付添人が、職業的付添人か親族かによって金額が異なります。職業的付添人については、原則として実際にかかった費用の全額が認められます。これに対し、家族などが付き添っている場合、自賠責基準では原則として入院1日につき4100円の付添費用が認められ、裁判基準では原則として入院1日につき6500円とされており、事情に応じて増額が考慮されます。

なお、本件とは別に、医療機関が近隣である場合などでは,近親者の付添費用または入院雑費に含まれるとして,損害性が否定される場合もあります。

また、そして、実際に付添のためやむなく両親の一方が会社を休まざるを得なくなったような場合には、両親の一方にこれを上回る「休業損害」が発生しているならば、実際の給与収入が減った部分について、その損害額を請求することもできることがあります。