交通事故FAQ

休業損害(兼業主婦・主夫)

 私は、夫が運転する車に同乗中、追突事故に巻き込まれ、むち打ちの治療を受けているところです。私は子育て、家事を行いながら週に2日だけ短時間、不定期に勤務を行っていた兼業主婦なのですが、治療のため、仕事を休まざるを得なかった日があります。私の休業損害はどのように計算されるのでしょうか。

 兼業主婦・主夫の方についても、交通事故によって負った怪我の治療のために、休業を余儀なくされた場合、当然、休業損害は認められます。

兼業主婦・主夫の休業損害の計算にあたっては、パートタイムによって得ていた収入または専業主婦・主夫その他、その基礎収入の計算が問題となります。

この点、裁判例などでは、現実にパート等で得ていた収入額と女性の一般労働者の平均賃金額(年齢別等の基準があります)のいずれか高額な方を基準として休業損害を計算するのが原則です。

計算方法は、実際の収入額か、賃金センサスの第1巻第1表の産業計、企業規模計、学歴計、女性労働者の全年齢平均給与額のいずれかにつき、1日当たりの金額に休業が必要とされる日数をかけて計算することになります。

いずれの金額を採用するかによって、得られる賠償金が大きく変わってしまう可能性がありますので、お困りの場合、交通事故の専門家である弁護士にご相談されながら進めることをお勧めします。