交通事故FAQ

後遺障害の認定|弁護士による交通事故相談

 交通事故によって負った頸椎捻挫の治療を約6か月続け、今月末で症状固定となりました。まだ痛みは残っていますが、治療を続けてもこれ以上は良くならないから、後遺障害の申請手続きへ進むことをお医者様から勧められました。

後遺障害後遺障害の判断は、どのように行われるのでしょうか。

 交通事故のお怪我については、症状固定後に、医師に認定基準に従った「後遺障害診断書」を作成してもらいます。なお、後遺障害診断書は、医師によって作成される必要があるため、整骨院などで作成してもらうことはできません。後遺障害診断書は、作成に約10日かかることが多いので、治療終了後は、できるだけ早く作成してもらいましょう。

その後、後遺障害の認定を申請します。方法は「被害者請求」と「事前認定」の2つの方法があります。いずれの場合でも、後遺障害の認定は、損害保険料率算出機構の調査事務所が専門的知見から行うことになります。

後遺障害の認定申請方法
1 被害者請求
被害者請求とは、後遺障害診断書と受傷時のXP・CT・MRI、症状固定時のXP・CT・MRI、診療報酬明細書などを医療機関から被害者自身が貸し出しを受け、加害者の加入する自賠責保険会社に対して後遺障害等級の認定申請をする方法です。

被害者請求の場合は、等級の認定通知が直接被害者になされ、一定の金額が直接被害者の口座に振り込まれます。

2 事前認定
事前認定とは、加害者の加入する任意保険会社に「後遺障害診断書」を提出し、依頼する方法のことをいいます。ほとんどの被害者がこの事前認定を選択しているのが実情です。

事前認定の場合は、等級の認定通知は任意保険会社になされ、被害者は任意保険会社から等級の認定通知を受け、その等級に基づく損害賠償額で合意しないかぎり、お金は振り込まれません。

弁護士法人ベストロイヤーズ法律事務所(千葉)
弁護士 大隅愛友(おおすみ よしとも)