交通事故FAQ

逸失利益の算出(給与所得者)|弁護士による交通事故相談

 私は、交通事故によって腰を受傷し、治療をうけましたが、10級の後遺障害が認定されました。私は、サラリーマンですが、給与所得者の場合、逸失利益は、どのように算出されるのでしょうか。

 交通事故によって、後遺障害が残った場合、傷害に関する損害賠償に加えて、後遺障害の慰謝料および逸失利益の損害賠償などが認められます。給与所得者の場合の逸失利益の算定は以下のようになります。

  基礎収入 × 就労可能年数
     ※ 基礎収入:原則として、事故前の収入が基準
     ※逸失期間の年数は、原則として就労可能年数を年収にかけ合わせ、中間利息を控除

給与所得者の収入額は、収入証明書または源泉徴収票を基にして算出します。なお、例外的に、収入証明書を発行してもらえない等の何らかの事由により、収入を証明する資料を集めることができないときは、賃金センサスの第1巻第1表の男女労働者別平均給与額または年齢別平均給与額によって算出することができます。

また、将来の昇給については、公務員、大企業の従業員などのように給与規程、昇給基準が確立されている場合には、考慮されます。

弁護士法人ベストロイヤーズ法律事務所(千葉)
弁護士 大隅愛友(おおすみ よしとも)