交通事故FAQ

逸失利益の算出(主婦・主夫)|弁護士による交通事故相談

 私は専業主婦ですが、交差点を青信号でわたっていたところ、信号無視して交差点に侵入してきた自動車にはねられ、後遺障害が残ってしまいました。主婦の場合も、逸失利益の損害賠償はできるのでしょうか。0どのように算出されるのでしょうか。

 交通事故によって、後遺障害が残った場合、傷害に関する損害賠償に加えて、後遺障害の慰謝料および逸失利益の損害賠償などが認められます。専業主婦の場合の逸失利益の算定は以下のようになります。なお、アルバイト、パートに出ている主婦・主夫の場合、基礎収入の計算が変わることがあります。

  基礎収入 × 就労可能年数
    ※ 基礎収入:原則として賃金センサスの第1巻第1表の産業計、企業規模計、学歴計の平均給与額を使用。
                      女子労働者の全年齢平均給与額
   ※逸失期間の年数は、原則として就労可能年数を年収にかけ合わせ、中間利息を控除

パート収入等がある兼業主婦の場合には、現実収入額が統計の平均給与額より高い場合は、現実収入額を収入とします。パート収入等の現実収入額が統計による平均給与額より低い場合は、平均給与額を収入とします。

高齢の女性の場合であっても、余命年数、健康状態および家族関係を検討して、家事労働を行うことができる場合には、統計の平均給与額または相当程度に減額した額を収入額とします。

弁護士法人ベストロイヤーズ法律事務所(千葉)
弁護士 大隅愛友(おおすみ よしとも)