自損事故

自損事故とは、交通事故のうち、相手方のない事故や、被害者はいるものの100パーセント自らに過失があるような事故をいいます。具体的には、以下のような事故のことをいいます。

<自損事故の例>
・運転中にハンドル操作を誤り、電柱やガードレールに衝突しケガをしてしまった場合
・居眠り運転でセンターラインをオーバーして相手方車両と正面衝突をして傷害を負った場合

交通事故の損害賠償においては、自賠責保険や任意保険が非常に重要な役割を果たしていますが、自損事故の場合、通常の事故と比べて、以下のような制限があります。

<自損事故の場合の制限>
・運転者本人のケガや死亡については、自賠責保険任意保険の対人賠償保険からは保険金が支払われません
※同乗者がいる場合、その自動車に付いている保険から補償が受けられる場合があります。

なお、このような場合に、最低限度の補償をしてくれるのものとして「自損事故傷害保険」があります。この保険は任意保険に自動で付帯されているものですが、「人身傷害補償保険」に加入している場合は補償内容が重複してしまうことから、付帯されないこともあります。

<自損事故で保険金が支払われない場合>
無免許運転酒気帯び運転などによって、その本人に生じた傷害
・地震、噴火、津波によって生じた傷害